the scent of Jasmine ~ Akiko Endo Essay Blog

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詩 The scent of jasmine(P.198)

<2011.08.04 La Lumpini 夏の夕べ「心を詩う香りの世界」(軽井沢 蕉雨館にて)より>


<2011.09.04 トークショー(吉祥寺アトレ)より>

The scent of jasmine


ジャスミンの香りが導いてくれた多くの出会い
私を優しく癒してくれた、ジャスミン
この香りは、私の運命の女神となった
森林と大地の呼吸にいたわられ
共に息をすることで得た安らぎ
私は、ひとりの小さな存在の人間
そして、年齢を重ねた女性
アメリカではマイノリティ
ひとりの力なき日本女性
そう、生きよう
道をふりかえり
自分の可能性を再確認し、ひたすら前に向かってきた
女性の持てる力、育てる力がより平和を願う心へと導く
また、そのすべてがひとりひとりの女性のなかで
可能性を見出していくことになると信じる
決して自分を否定しないで生きて欲しいと
この香りを授かった
私は、これからも、終生の使命と課題を模索しながら
このライフパートは果たしていきたい
終わりなき、覚悟で
ジャスミンの香り、これは、自身の神秘の香り
この香りは、そこはかとなく深く甘い香り
だが、逞しく生きる力、生命力であった。
The scent of Jasmine