Rhythm of life Duo
New York ,世界の縮図の中で生きる二人の女性が奏でる香りとピアノの調べDUO
Event Title “ 香りとアンビシャス” - 優しく、強く、香り高く-
私の目には緑眩しい札幌の街が浮かび、木々のそよぎさえ感じてきます。
「6月の札幌は新緑に彩られて、とても美しいですよ。」目を輝かせて語った、札幌出身のピアニスト/作曲家の木村容子さん。その言葉に心動かされた一瞬、札幌の街で、その街の人々にいつか出会い、心の思いを語りたいと願いました。ニューヨークと札幌と繋いで、この願いが実現できれば何よりも幸せに思います。6月のニューヨークは札幌同様に美しい季節です。花水木とマグノリアの花がこぼれるように新緑に彩を添えている頃です。実現を楽しみにしています。
Introduction :
2001年9月11日 世界を震撼させた、米国同時多発テロ, この惨事が自分の身に降りかかるなど、夢にも思いませんでした。そして、これが、序章に過ぎず、やがて世界規模での長いテロの連鎖と闘いになろうとは誰が想像できたでしょうか? 「2001年9月11日、私はニューヨークのグラウンド・ゼロにいた。生き残った私に、癒しの香りが新しい人生を運んできた。」 焦土と化した世界貿易センターの跡地で、この衝撃的、惨事をくぐり抜けて、 着の身着のまま、夜が訪れ、朝が来て、見えない日々を送る中、ある朝、目覚めて ジャングルの静寂の中でジャスミンの香りに包まれていました。癒しの香りが明日の 希望を運んで来た。―--- 木村容子さんの素晴らしい感性により生まれた曲が、深く エッセーの情感を伝えます。
記
【開催日】2016年6月28日(火) 18時30分~2時間程度
【開催場所】北海道札幌市中央区北一条西二丁目 札幌時計台
【入場料】2,000円
<プロフィール> ●遠藤明子さん 「9/11ジャスミンの香」著者、 東京生まれ。米国在住(永住)。ファションデザイナーを経て、 24歳でファッション企画会社を設立。ダイアン・ファステンバーグ との出会いが転機となり、1982年、単身ニューヨークへ渡り、 東急百貨店ニューヨーク在住所長となる。 1994年、ブランド開発、ファション動向の情報に関するコンサル ティング会社「Design Five Inc」を設立。 2001年9月11日、ワールド・トレード・センターに隣接した住居で 同時多発テロに遭遇。2004年8月、タイ、カンボジアを訪れ、 ジャスミンの香りと解后。「香り」ブランドを開発・事業化を果たし、 2007年子供たちへの経済援助支援と人的支援を事業理念とする 会社「Portfolio 1 LLC」を設立。 ●木村(イエイツ)容子さん ピアノ奏者 作曲家 札幌生まれ。北海道教育大札幌校卒業後、市内中学の美術、 音楽教師を経て、さらに情操を育み創造性を高める芸術教育の追求と即興音楽への関心から、 米国ボストン市バークレー音楽院 へ留学、ジャズピアノ、声楽、作曲等を学ぶ。 卒業後、同市郊外のケンブリッジ市レズリー大学院へ進み、 芸術教育修士号を取得する。 その後ニューヨーク市コロンビア大学院テイーチャー ズカレッジの 音楽教育博士課程にて奨学金を得、教官助手をしながら学ぶ。 1996年より ニューヨーク市内の音楽学校 (グリニッチハウスミュージックスクール、ブルックリンコンサ バトリーオブミュージック)の教官で ピアノを教えながら、作曲、演奏活動を行ってきてい る。 曲は数々の国際映画祭の招待作品となった映画、ロイターニュース、詩、イベント等に提供されている。