the scent of Jasmine ~ Akiko Endo Essay Blog

the scent of Jasmine ~ Akiko Endo Essay Blog

4.05.2016

Rhythm of life Duo


Rhythm of life Duo

New York ,世界の縮図の中で生きる二人の女性が奏でる香りとピアノの調べDUO





 2001年9月11日 ニューヨークを襲った未曾有の同時多発テロ、その惨劇の渦中で、自らの命の行方さえ失いそうになった一人の日本女性がいた。この惨事に命の重みを知り、人生の課題を模索する旅路に見出した新たな航路。その船出に至る人生のドラマがあった。そして、同じNYに暮らす札幌出身の女性ピアニストが、彼女の生き方に共感し、彼女の心のエッセーを曲の調べに表現しました。この二人のDuo,トークとピアノ演奏のライブのイベントはNYにて開催されました。本年は同時多発テロから15年に当たり、故郷・札幌でもテロを乗り越えて自分らしい道を歩く日本女性の生き方を紹介したいーという申し出が受けて、NYと同じようなトーク&ライブのイベントの開催を計画しております。皆さまのご支援を心よりお願い申し上げます。―-香りとアンビシャス企画チーム

Event Title “ 香りとアンビシャス” - 優しく、強く、香り高く-





 Message from Akiko Endo, New York :
 私の目には緑眩しい札幌の街が浮かび、木々のそよぎさえ感じてきます。
「6月の札幌は新緑に彩られて、とても美しいですよ。」目を輝かせて語った、札幌出身のピアニスト/作曲家の木村容子さん。その言葉に心動かされた一瞬、札幌の街で、その街の人々にいつか出会い、心の思いを語りたいと願いました。ニューヨークと札幌と繋いで、この願いが実現できれば何よりも幸せに思います。6月のニューヨークは札幌同様に美しい季節です。花水木とマグノリアの花がこぼれるように新緑に彩を添えている頃です。実現を楽しみにしています。
 Introduction :
 2001年9月11日 世界を震撼させた、米国同時多発テロ, この惨事が自分の身に降りかかるなど、夢にも思いませんでした。そして、これが、序章に過ぎず、やがて世界規模での長いテロの連鎖と闘いになろうとは誰が想像できたでしょうか? 「2001年9月11日、私はニューヨークのグラウンド・ゼロにいた。生き残った私に、癒しの香りが新しい人生を運んできた。」 焦土と化した世界貿易センターの跡地で、この衝撃的、惨事をくぐり抜けて、 着の身着のまま、夜が訪れ、朝が来て、見えない日々を送る中、ある朝、目覚めて ジャングルの静寂の中でジャスミンの香りに包まれていました。癒しの香りが明日の 希望を運んで来た。―--- 木村容子さんの素晴らしい感性により生まれた曲が、深く エッセーの情感を伝えます。

【開催日】2016年6月28日(火) 18時30分~2時間程度
【開催場所】北海道札幌市中央区北一条西二丁目 札幌時計台
【入場料】2,000円
<プロフィール>
●遠藤明子さん 「9/11ジャスミンの香」著者、
東京生まれ。米国在住(永住)。ファションデザイナーを経て、
24歳でファッション企画会社を設立。ダイアン・ファステンバーグ
との出会いが転機となり、1982年、単身ニューヨークへ渡り、
東急百貨店ニューヨーク在住所長となる。
1994年、ブランド開発、ファション動向の情報に関するコンサル
ティング会社「Design Five Inc」を設立。
2001年9月11日、ワールド・トレード・センターに隣接した住居で
同時多発テロに遭遇。2004年8月、タイ、カンボジアを訪れ、
ジャスミンの香りと解后。「香り」ブランドを開発・事業化を果たし、
2007年子供たちへの経済援助支援と人的支援を事業理念とする
会社「Portfolio 1 LLC」を設立。

●木村(イエイツ)容子さん  ピアノ奏者 作曲家
札幌生まれ。北海道教育大札幌校卒業後、市内中学の美術、
音楽教師を経て、さらに情操を育み創造性を高める芸術教育の追求と即興音楽への関心から、
米国ボストン市バークレー音楽院 へ留学、ジャズピアノ、声楽、作曲等を学ぶ。
卒業後、同市郊外のケンブリッジ市レズリー大学院へ進み、
芸術教育修士号を取得する。
その後ニューヨーク市コロンビア大学院テイーチャー ズカレッジの
音楽教育博士課程にて奨学金を得、教官助手をしながら学ぶ。
1996年より ニューヨーク市内の音楽学校
(グリニッチハウスミュージックスクール、ブルックリンコンサ バトリーオブミュージック)の教官で
ピアノを教えながら、作曲、演奏活動を行ってきてい る。
曲は数々の国際映画祭の招待作品となった映画、ロイターニュース、詩、イベント等に提供されている。

Rhythm of life Duo in Tokyo


Rhythm of life Duo in Tokyo

New York で会った、二人の女性が奏でる香りとピアノの調べDUO “香りとアンビシャス” - 優しく、強く、香り高く -


2001年9月11日、世界を震撼させた米国同時多発テロ、これは序章に過ぎず、世界規模でのテロ拡大の連鎖となるとは、誰が、この時、想像できたでしょうか?
15年前、テロの発端となったニューヨークで、この衝撃的な惨事をくぐり抜けた、一人の日本人女性がいました。この未曾有の事件は、その女性の人生を変えました。
この衝撃から人生に向き合い、生き方を模索する旅先のカンボジアで迎えた朝、ジャングルの静寂の中で目覚めた時に、ジャスミンの香りに包まれていました。香りに優しく癒され、ここから新たな道を歩き始めたのです。立ち上がった遠藤明子さんの生き方に、ニューヨークで活躍する札幌出身の作曲家でピアニストの木村容子さんが共感し、遠藤さんの心のエッセーにピアノの調べを創作しました。
過去にニューヨークで開催されてきた二人のライブトークとピアノ演奏を東京版に構成して、6月中旬に東京で開催いたします。新緑の季節、皆さまのご来場をお待ちしております。<香りとアンビシャス企画チーム>

作曲家でピアニストの木村容子さんの素晴らしい感性により生まれた曲が、深くエッセーの情感を伝えます。


Message from Akiko Endo, New York :
   15年前の9月11日、爆心地から逃れて、長い一日が終わろうとしていた。
  崩れ落ちるように、疲れ切った身を緑の草むらに投げ出した。
       その時に仰いだ晩夏の空は忘れられない。
  茜色に染まり始めた青空が、ただ、ただ、限りなく広がっていた。
       誰が知ろうか、草むらに力つきて、横たわる私を
  そして、地球上の一角で繰り広げられている恐ろしい現実を―
      そこから逃れて、横たわった草むらの草の匂いにしばし、生命の息づかいを感じていた。
 この先をどうするべきか、など考える力は尽きそうになっていた。――
     いつの季節も茜色に染まりつつある青空を見上げる瞬間は、あの時の事を思い出す。
 この先の事など考えることは出来なかった。今、生きていることを確かめるだけだった。
――“遠藤明子、回想より”

【日時】2016年6月17日 開場18時30分 開演19時〜20時30分
【会場】東京 汐留メディアタワー 日仏文化協会 汐留ホール
【会費】3,500円(LaLumpini感謝ギフト付き)
【会費お振込先】
* 金融機関名 ジャパンネット銀行 (0033)
* 支店 本店営業部 (001)
* 科目 普通口座
* 口座番号 1932277
* 受取口座名義 エンドウ アキコ
<プロフィール>
●遠藤明子さん 「9/11ジャスミンの香」著者、
東京生まれ。米国在住(永住)。ファションデザイナーを経て、
24歳でファッション企画会社を設立。ダイアン・ファステンバーグ
との出会いが転機となり、1982年、単身ニューヨークへ渡り、
東急百貨店ニューヨーク在住所長となる。
1994年、ブランド開発、ファション動向の情報に関するコンサル
ティング会社「Design Five Inc」を設立。
2001年9月11日、ワールド・トレード・センターに隣接した住居で
同時多発テロに遭遇。2004年8月、タイ、カンボジアを訪れ、
ジャスミンの香りと解后。「香り」ブランドを開発・事業化を果たし、
2007年子供たちへの経済援助支援と人的支援を事業理念とする
会社「Portfolio 1 LLC」を設立。

●木村(イエイツ)容子さん  ピアノ奏者 作曲家
札幌生まれ。北海道教育大札幌校卒業後、市内中学の美術、
音楽教師を経て、さらに情操を育み創造性を高める芸術教育の追求と即興音楽への関心から、
米国ボストン市バークレー音楽院 へ留学、ピアノ、声楽、作曲等を学ぶ。
卒業後、同市郊外のケンブリッジ市レズリー大学院へ進み、
芸術教育修士号を取得する。
その後ニューヨーク市コロンビア大学院テイーチャー ズカレッジの
音楽教育博士課程にて奨学金を得、教官助手をしながら学ぶ。
1996年より ニューヨーク市内の音楽学校
(グリニッチハウスミュージックスクール、ブルックリンコンサ バトリーオブミュージック)の教官で
ピアノを教えながら、作曲、演奏活動を行ってきてい る。
曲は数々の国際映画祭の招待作品となった映画、ロイターニュース、詩、イベント等に提供されている。