the scent of Jasmine ~ Akiko Endo Essay Blog

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心が通じ合うラボとの出会い(P.169)

<2009.11.10 第1回アジア女性経済会議より>


(内容)
 もちろん、成長マーケットとしてアジアは大事ですけども、開発は安全をまず第一に、また人と人との信頼というものを築きながら、ラボとの技術革新ということを常に努めながら、進めていきたいというのが私の信条でございます。「実際にじゃあ今のマーケットはどういうふうな状況ですか、将来性はあるか」と、質問がありまして、私はアメリカに27年住んでいますが、やはり、いちばん何か感性として通じ合うのがいちばん強かったと思います。ですから、ビジネスマインドも今、組んでいるラボとは非常にしっくり行っておりまして、そこで、アジアというところが、私が帰するところ、帰るところなんだということも感じておりまして。
 
 これはカンボジアの初めて出来たショッピングセンターなんですね。いちばん最初に出来たショッピングセンターでこれは2004年に出来たショッピングセンターですが、1階に全部、コスメティックフロアになってました。でも外に出ると現実は、やはりまだ経済格差もあるし、まだ貧困というものは現実にあるわけです。でも、みんなは食べる物をsaveしても1本の口紅が欲しいという。それは戦後の日本と変わらないと思うんですけれども、やはりそうした実情がありまして、やはり女性心理というものを手繰り寄せていけば、やはりこのコスメティック市場及びこうしたヘルス&ビューティーの市場というのはまだまだ将来性があるのではないかと思います。